どの試合にも夢がある。それが高校野球 VOL,1

どの試合にも夢がある。それが高校野球 VOL,1

夏の高校野球が始まった。101回を迎えた令和元年の大会テーマは『新たに刻む、ぼくらの軌跡』。第1回の大正4年から朝日新聞が関わって1世紀を越えた。きっと今大会も数々のドラマと感動、そして笑顔と涙が観られるだろう。

私の高校の野球部は選手こそ集まるものの全国には行けなかった。部室も全国常連のサッカー部は2階で広かった。野球部は3年生になっても坊主だし、女子の応援もほとんどなかった。何かあるごとに「なんだと坊主!」「チャラいんだよサッカー部!」と言い合ったものだ。そこに柔道部が加わると訳が解らなくなった。

そんなことだから朝日新聞に関わってからも高校野球に関心は低かった。しかし数年前に札幌地区予選の1回戦を観て変わった。それからは時間が取れる限り観戦している。全国大会や南北大会の決勝はもちろん見応えがある。けれど予選1回戦や2回戦突破に全力を掛ける試合も、遜色なく素晴らしいことに気付いた。

元サッカー部が観た夏の高校野球を全6回で綴りたい。

 

2019年6月29日(土)
朝日新聞札幌中央販売(株)
営業本部長 吉井 仁