どの試合にも夢がある。それが高校野球 VOL.3

どの試合にも夢がある。それが高校野球 VOL.3

7月21日(日)。真夏日のような暑さに屈することなく、彼らは球場の土を踏みしめて戦っていた。「彼ら」とは北照高校と国際情報高校の野球部員たちだ。両校は高校野球南北海道大会決勝にて甲子園を目指して全力で戦った。

1回表、早くも北照が3点を先制した。その後は2014年の小樽潮陵以来5年ぶりに公立校として決勝進出した、国際情報が奇跡的とも言える粘りで9回裏に追いついた。延長14回まで縺れ込んで、4対3にて北照が2年連続の南北海道大会代表の座を掴んだ。

選手たちの気迫、声をからして応援する生徒たち、観客席の盛り上がりに、その場の人々の「想い」を感じ取った。

甲子園を目指して研鑽を重ねた彼らは、どんな気持ちで戦ったのだろうか。試合終了のサイレンを聞いた瞬間に、厳しい練習の日々や応援してくれた親の顔が想い浮かぶのだろう。

この場に立つために、この日のために、高校生活の全てを賭けた彼らに、心より敬意を表したい。そして、素晴らしい感動をありがとう。見失ってはいけないものに気付かされたような気がする。

 

2019年8月3日(土)

朝日新聞札幌中央販売(株)

2018年度入社 山﨑 大