2019年5月01日(水)

2019年5月01日(水)

2019年5月01日(水) 北海道 朝日新聞 朝刊 14版 一面より

 

言葉の力を信じ 語って

 

「万葉集の令和の出典と同じ第五巻に、日本を『言霊の幸う国』と歌った山上憶良の詠がある」と紹介から始まる本記事。上皇様と上皇后様が言葉を大切にされていたと書かれた後に、現在の私たちの言葉との関係は、「考える」のではなく刹那的に「感じる」。「そこから多くの言葉が生まれては拡散する。人はすぐに集まり、すぐに散っていく」と書かれている。

私は自分の言葉で話しているだろうか。思考を停止させ、見知らぬ誰かの言葉を無意識に借りてはいないだろうか。多くの情報を無差別に無自覚に得てしまうこの時代だからこそ、考えることを止めてはいけないと思う。影響を受けるだけの状態では、他人との区別などつかない。

記事では最後に、新天皇夫妻に対してこう述べている。

「言葉の力を信じ、ご自分の言葉を大切にして語って頂きたいと願う。言葉が軽く浮遊し、饒舌がはびこる時代であればこそ」と。

お言葉を真摯に受け止めて、自分の言葉と照らせればと思う。

 

2019年4月入社 笠井優大