2019年1月元日 

2019年1月元日 

新聞各紙読み比べ

正月の何が楽しみかと言えばご馳走?お酒?確かに楽しみだけど、なんと言ってもゆっくりと新聞を読み比べられる事だ。新聞販売店は朝刊と夕刊があるので、実は新聞をゆっくり読む時間を確保しづらい。けれども元日は夕刊が無くて、2日は朝刊も夕刊も無くて3日は朝刊だけ。元日は特集号があってボリューム満点で読み応えがある。
さて平成最後の元日の新聞は何を報じているだろうか。ワクワクしながら読み比べてみた。各紙一面トップはこうだ。

朝日「昭和天皇 直筆原稿見つかる 晩年の歌232首 推敲の跡も」
読売「インフラ機密 国内厳守 中国サイバー警戒 電力や水道 14分野に要請へ」
毎日「ルーツ二つとも私 オコエ桃仁花選手 違い受け止め飛躍」
日経「つながる100億の脳 知の探究 常識通じぬ未来へ 『人類』問い直す」
道新「電力消費多いデータセンター 再生エネ100%石狩で自給」

各紙とも特徴が出ている記事が多くてお腹いっぱいになった。手前みそだが朝日が一番読み応えあって美味しかった。昭和と平成の世代が共に生きる今は、「そうあるべき」だけではなく、「それもあるね」が大事だなと読んで感じた。

次は日経かな。日経はAIに関する記事が多く別刷りでも特集している。毎日は一面に「未来へつなぐ責任」と題した主筆のコラムがあって、その内容が「余禄」にも繋がっていて面白い。道新は厚真町が懸命に復興へ向かっている様子を報じる記事が多い。驚いたのは一面にあった写真が撮影された時間だ。なんと降版間際の元日午前0時5分に撮影されている。地元紙として厚真町の復興に寄り添う強いこだわりを感じた。「あれっ」と思ったのは読売。2Pに突如「読売信条」なるものが載っている。周辺記事とも他のページとも繋がっていないようだが。あの地震以後も原発推進の論調だが、ここに来て少し変調が観られるように感じた。

新聞の購読は一紙のみがほとんどだと思う。けれど時間の余裕ある年末年始や連休の時は、ちょっと贅沢して複数を読み比べることをお勧めしたい。とくに普段は新聞に疎遠な20代や30代の若い世代は、スマホにかける時間を少しだけでも新聞に向けて貰えると、凄く背伸びが出来て「得した」気分を味わえると思う。