2018年12月28日(金)

2018年12月28日(金)

朝日新聞朝刊一面

米中争覇The Battle

朝日新聞にて本日から1年、原則月1回で連載される企画。記事の末尾に「世界の力の構図が大きく変わろうとしている。火ぶたが切られた米中の覇権争いは~」とある。米国と中国によるAI兵器開発のしのぎ合いを報じている。米中それぞれのドローン兵器の画像、中国のドローン兵器が集団で北米を爆撃するCG映像、ドローン兵器を導入した国が記された世界地図もある。しかも米中のいずれから導入したかも一目瞭然だ。
記事は2面に続く。アメリカ総局の沢村総局長は「これは新たな冷戦の幕開けなのだろうか」と切り出して、この米中企画を連載するにあてって考えを述べている。本日の記事には他に8名の記者が担当していることも記されており、朝日新聞のこの企画に対する力と想いの強さが伺える。
ドローン兵器と言えば2015年に上映された「ドローン・オブ・ウォー」。まるでTVゲームかのようにドローンから爆撃する主人公が、任務と家庭を行き来するうちに変化して悩んで葛藤する様子が印象深かった。平昌オリンピックにて1218機ものドローンが連隊して五輪マークなどに変幻する映像は記憶に新しい。記事には「この技術をはるかに上回るAI搭載の攻撃型ドローンは、米中が開発にしのぎを削る最先端分野だ」とある。
読んでいて「事実は小説よりも奇なり」が思い浮かんだ。記事を通じて自分の知識と理解を超えた事実があることを知った。自分が好む、解る、知っている範囲の情報に偏りがちなネットやSNSだけを情報源にしていては、こうはいかないと思う。新聞の魅力の1つを実感する事が出来た記事だと思う。