自分用チョコ PRに躍起

自分用チョコ PRに躍起

2020年2月11日 朝日新聞朝刊 13版 6頁 経済面より

チョコレート市場が熱を帯びるバレンタイン。しかし、近年は義理チョコを贈らなくなり、市場は減少傾向。男女問わず自分のために買いたくなるような仕掛けを展開している。

 

高島屋は日本初上陸の4ブランドを揃え、松屋はイタリアブランドチョコの量り売り、西部・そごうはザンビアの女性生活向上に取り組む公益財団法人への寄付チョコだ。三越伊勢丹新宿店がビーガン(完全菜食主義者)対応のチョコを販売する。

 

高島屋の調査によれば、買ったチョコを自分で食べる女性は約30%、男性約25%にのぼるという。多様化するニーズに合わせ、〝チョコ好きの祭典〟に市場全体を変えていきたいとバイヤーの古川さんは話す。

 

一方、子供達の事情も変わりつつあるそうだ。菓子類持ち込みが禁止されている学校が増えていると聞く。本命は放課後に呼び出してこっそりだろうか。令和になっても〝意識していないふり〟の男子や、こっそり鞄に忍ばせている女子のことを想うと、少し微笑ましくなった。

 

 

2019年入社 笠井優大(24歳)