自分用チョコ PRに躍起

自分用チョコ PRに躍起

2020年2月11日 朝日新聞朝刊 13版 6頁 経済面より

チョコレート市場が熱を帯びるバレンタイン。しかし、近年は義理チョコを贈らなくなり、市場は減少傾向。男女問わず自分のために買いたくなるような仕掛けを展開している。

 

高島屋は日本初上陸の4ブランドを揃え、松屋はイタリアブランドチョコの量り売り、西部・そごうはザンビアの女性生活向上に取り組む公益財団法人への寄付チョコだ。三越伊勢丹新宿店がビーガン(完全菜食主義者)対応のチョコを販売する。

 

高島屋の調査によれば、買ったチョコを自分で食べる女性は約30%、男性約25%にのぼるという。多様化するニーズに合わせ、〝チョコ好きの祭典〟に市場全体を変えていきたいとバイヤーの古川さんは話す。

 

一方、子供達の事情も変わりつつあるそうだ。菓子類持ち込みが禁止されている学校が増えていると聞く。本命は放課後に呼び出してこっそりだろうか。令和になっても〝意識していないふり〟の男子や、こっそり鞄に忍ばせている女子のことを想うと、少し微笑ましくなった。

 

 

2019年入社 笠井優大(24歳)

人に言われるのが嫌いだから、勉強も自分から

人に言われるのが嫌いだから、勉強も自分から

2020年2月9日(日) 朝日新聞朝刊別刷り 『EduA』4頁 『ハイスクール・ラプソディー』より

 

最新作が放送中の北海道テレビの番組「水曜どうでしょう」。大泉洋、鈴井貴之が出演する人気作を手掛けている藤村忠寿Dが今回のゲスト。低予算なローカル番組を全国的な人気に押し上げたディレクターは、どのような学生時代を過ごしていたのかインタビューされている。

 

藤村Dは一貫して「人に言われるのは嫌だ」「率先して自分から」と話している。小学校の頃、一日中テレビを見てばかりじゃダメだろうから〝自発的に〟勉強をしていたので成績は良かった。難関の入社試験も、学生時代にカメラマンの助手をまじめにやったことで合格することができた。『水曜どうでしょう』も誰かに言われてやると不満がたまるから、やりたいことをやっているだけ。率先して手を挙げるのが自分の役割だと述べている。

 

勉強に限らず、自発的に考えて動く〝行動力〟は大切だと、身に染みている。自分のスタイルで生きることが楽しいのは間違いないと、共感した。

 

 

 

2019年入社 笠井優大(24歳)

誰かに依存していることを忘れるほどに依存できている状態が自立である

誰かに依存していることを忘れるほどに依存できている状態が自立である

2020年2月8日 朝日新聞朝刊 14版 一面 折々の言葉より

――「自立」とは誰にも依存しないことではなく、支えあいのネットワークをいつでも使える用意が出来ていること。

 

2月8日朝日新聞朝刊『折々の言葉』は東畑 開人さん。日本の臨床心理学者、臨床心理士だ。この言葉は朝日新聞1月22日夕刊「大佛次郎論壇大賞を受賞して」への寄稿にあった。

 

私は社会人一年目を走り続け、そろそろ後輩が出来る。未だに先輩社員に頼ってしまい、甘えてしまっている引け目を感じていた。自立した一人前の社会人であると胸を張れていない。

 

東畑さんの寄稿に『自立した人は、依存の価値を見失いやすい』とある。私は『自立が出来ていない』と思う前に、そもそも『自立した状態』を勘違いしていたことに気付いた。

 

支えあいのネットワークが使える用意とは、信用・信頼だと思う。信用されていなければ頼っても助けてはくれない。信頼されていなければ、期待もないし、何かを任されることも当然ない。この一年弱で築いてきた人間関係を大切に、次の一年へ準備をしていきたいと思う。

 

朝刊の小さな言葉から、改めて夕刊の面白さに気付かされた。

 

 

2019年入社 笠井優大(24歳)

慰安婦報道訴訟 札幌高裁も棄却

慰安婦報道訴訟 札幌高裁も棄却

2020年2月7日(金) 朝日新聞朝刊14版 27頁

 

植村隆さんによる慰安婦の証言を伝える記事を、週刊誌等で捏造だと断定したことが名誉棄損だと訴えた本裁判。一審の札幌地裁判決、「雑誌や韓国紙を元に植村氏の記事が事実と異なると信じたことに〝相当の理由がある〟」を札幌高裁が踏襲、請求を棄却した。

 

取材もせず調べもせず、見聞きした情報の裏取りもしない。それなのに植村さんを捏造呼ばわりする。果たしてそんな櫻井氏をジャーナリストと呼べるのか?「推論の基礎となる資料が十分にあり、本人への直接取材は不可欠とは言えない」という、今回の判決理由。素人のSNSではあるまいし……。とても真実を追求する自称ジャーナリストとは思えない櫻井氏の主張と、司法の判断には首を捻ってしまった。

 

植村さんは上告する。2016年4月22日の札幌地裁における口頭弁論から5年目を過ぎるが闘いは、まだ続く。朝日新聞を販売する1人として植村さんの応援を続ける。

 

 

ASA円山・南円山

2019年度入社 笠井優大(24歳)

2019年10月5日(土)

2019年10月5日(土)

2019年10月5日(土) 朝日新聞 朝刊 社会面 32頁より

英語民間試験 大学36%使わず

2020年度から始まる大学共通テストで活用される英語民間試験の初年度利用は大学・短大1068校の内、大学は483校が予定であると文部科学省が発表した記事。約3分の1の大学が利用を見送ることになったようだ。

 

各校で利用方法が異なるために公平性が失われるのではないか、会場や費用格差への疑問は解消されていないではないか、具体的な公表が遅れている等のことから、受験生に不安が広がっていることを考慮した。混乱が続く中で、あえて使わなくても受験生に不利益は生じない、と見送った大学は判断した。

 

また、記事には4日夕方の国立大学協会前にて起きた〝民間試験の導入を示した協会のガイドライン撤回〟を求める抗議デモも報じている。高校2年生の男子高校生は「入試に向けて色んな不安を抱えながら勉強しています」と訴えていた。

 

大学にも受験生にも混乱は続いている。2020年の入試まで猶予はもう、ない。日々変化する時代のため、教育改革は実施すべきだが現場に混乱を生むだけでは意味がない。受験は一生を左右する。私もぎりぎり合格し、卒業することができたから今がある。ただでさえ不安な受験生にとって、安心できる試験にしてほしいと思う、と記事を読んで思った。

 

 

2019年4月入社 笠井優大(24歳)