ひととき

ひととき

お盆に釧路へお墓参りのため帰省した。2月に生まれた姪っ子に初めて会えるという事もあって、いつもよりワクワクしていた。ちょうど人見知りの頃だろうから、抱っこはさせて貰えないだろうなと思っていた。けれど私の顔を見るなり可愛い笑顔を見せてくれた。一点の曇りもない天使のような笑顔だった。

姪っ子がちょっとでも泣きそうになると、「どうしたの~」と我先にお世話を名乗り出る小学、高校、大学の我が娘たち。それは人気アイドルの握手会順番待ちのようだった。「あなた達のような子どもじゃ無理だよ」と思いながら、姪っ子をあやす娘たちを観ていた。ところが姪っ子は抱っこされてニコニコと上機嫌だった!3人の我が娘の姿は母親そのものだ。

この前まで小さかった娘たちがお世話する姿を観て想った。時が過ぎるのも、子どもの成長も本当に早い。成長した子どもに頼もしさを感じつつも、短い釧路の夏の匂いが残ったそよ風が通り過ぎて行った。

主婦:C.S