2018年8月29日(水)

2018年8月29日(水)

朝日新聞 朝刊【経済面】

聞きたい 全席禁煙でどう変わった

毎週水曜日の経済面の企画連載。今回は急成長中の「串カツ田中」の貫社長(47歳)を取材した。串カツ田中は2008年12月に1号店を出店して、わずか10年で国内外に160店舗以上の規模に拡大した。記事にはその店舗の大半で全席禁煙に踏み切ったとある。

貫社長は全国1000店舗展開と串カツを日本を代表する食にしたい「目標」があると述べている。「夢」ではなく「目標」だ。そのために全面禁煙によって失うかもしれない短期的な売上より、「目標」を実現するための中長期的な視野で決断を下した。

貫社長は私と同じ47歳。業種も、経営規模も、経営形態も違う。斜陽産業の1つに数えられる新聞販売と真逆に成長拡大している。それを「夢」のように語るのではなく、明確な「目標」と位置付けている。同年代だが観ている目標のスケールの違いに自分が恥ずかしくなった。

さて当社の正社員における喫煙率は7割にも達する。喫煙率が最も高い北海道は3割ほどだが倍以上だ。新聞販売業は体力が無いと務まらない。貫社長のような壮大な目標ではないが、お客様の要望に応え続けるために、温存していた禁煙の仕組みを実施しようと思う。

煙草は10月から値上がりするようだし。

 

朝日新聞札幌中央販売(株)
取締役営業本部長 吉井 仁