コンサ、自粛期間中の過ごし方は

コンサ、自粛期間中の過ごし方は

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2月下旬から中断していたサッカーJリーグも、ようやく7月4日から再開の見通しとなりました。
北海道コンサドーレ札幌は4月14日からチーム全体での練習を自粛してきましたが、6月1日から再開。5日には紅白戦を行い、選手は全力で走り、ボールを奪い合う激しいプレーを見せ、実戦感覚を取り戻そうと懸命です。
自粛期間中、ペトロビッチ監督(62)は「ステイ ホーム」。試合中の守備での決めごとになぞらえて、「規律をしっかり守って、ずっと家にいた」といいます。
食事は2日間に一度、スタッフが自宅に運んでくれる食材を自分で調理。テレビの料理番組を参考にして、「チャーハンとペペロンチーノ(ニンニクと唐辛子を使ったパスタ)はお店に出せるぐらいの腕前になったよ」とちゃめっ気たっぷり。久々のグラウンドでは大張り切りで、身ぶりを交えて選手に指示を出し、好プレーに「ブラボー」と大きな声を響かせていました。
試合ができない間、選手会長の荒野拓馬選手(27)はボランティア活動に大忙し。新型コロナ禍で観光や消費が停滞し、商品が売れ残って困っている生産者を助けようと、特設サイト「レスキュー ヒーロー」を立ち上げました。道内だけでなく、他のチームの選手にも参加を呼びかけて全国へ輪を広げています。
6月4日には、北竜町の特産「ひまわり油」の3本セットを、町の職員とともにオンラインでPRしました。町の広大なひまわり畑は旧ユーゴスラビアの光景を参考にしたと町から説明され、「ミシャ(ペトロビッチ監督)の母国。縁を感じる」と荒野選手。石川直樹選手(34)はひまわり迷路を見学したり、町のヒーローキャラクターと共演したりしたいとリクエストを出していました。商品販売にとどまらない、現地とのさらなる交流が楽しみです。

朝日新聞北海道報道センター記者 岡田和彦

【写真説明】
全体練習をするコンサドーレの選手たち=6月2日、札幌市西区の宮の沢白い恋人サッカー場