どうなる?甲子園

どうなる?甲子園

高野連が甲子園を中止する方針であると、各メディアが報道した。(朝日新聞には見当たらないが)もし中止になると戦後初めてとなる。だが、まだ決定したわけではない。5月20日に高野連から正式に発表される。

8月10日に開幕される高校野球の中止か否かの判断が5月20日というのは早いと思う。6月中旬でも良いのではないだろうか。全国で一番早く地区予選が行われる北海道は6月下旬に開幕する。6月中旬に判断しても十分間に合うのではないか。コロナウイルスに収束の兆しが見えてきていることも考慮すると、5月20日に判断するのは妥当ではないと思う。

ドラフトはどうなるのか。甲子園で一気にブレイクする選手もいる。甲子園が中止になると、各球団はどの選手を指名するのか、判断が難しくなるだろう。もしかすると今年のドラフトは大学生ばかりになる可能性も考えられる。

だが、無事に開催されても問題は数多くある。休校の影響で夏休みが短縮されることになると、大会日程の確保が難しくなること。緊急事態宣言が解除された地域と、されていない地域で差が生じ、公平性に欠ける心配があること。高校野球は教育の一環であり、選手の健康リスクを冒してまで開催する必要はないとの声もある。確かにその通りだ。

そして、インターハイが中止になったのに、甲子園はなぜ中止にならないのか?甲子園だけなぜ特別扱いされているの?との批判の声が今も上がっている。だが、高体連と高野連は全くの別ものであり、高体連がインターハイを中止にしても、高野連がそれに干渉を受けることはない。ゆえにその批判は的外れである。と反論したい。

私はかつて高校球児であった。甲子園を目指すのは当たり前であった。高校3年間の集大成となる甲子園出場の機会が奪われることになると、選手はどんな気持ちになるだろうか。想像もできない。モチベーションなんてきっと上がらないだろう。甲子園で活躍してプロに行く選手もきっといるはずだ。中止になると、そんな選手の未来を奪うことになる。それが一番悔しい。無観客でもいいから、何とか甲子園を開催させてあげたい。

運命の5月20日はもうすぐだ。

朝日新聞札幌中央販売(株)

2020年4月入社:秋山 大地